旅の楽しみ、マーケット。
バンコック1の、巨大な市場街へ来てみた。 最初、迷路のような物と人の渦に巻きこまれ、眩暈さえしそうだった。 だけど、少しずつものに光が当ってきて、それたちが共鳴しあうみたいっだ。 竹の杓文字、笊、琺瑯の皿、箸、錆びた匙、鈴、香辛料、革の草履・・ そういうのものを買った。 友人永井氏の仕事仲間であり、親友の店に来た。 革のベルトやサンダルの店。 とても人気のある店。 彼は気さくに迎えてくれた。 閉店後、そこで食べて、飲んだ。 いや、閉店よりもずっと前の、明るい時間からだったね。 近くの屋台から、次々と料理が運ばれてくる。 そのどれかが、イカと野菜を炒めた物で そのどれかが、生の貝のサラダで そのどれかが、ココナッツの入った辛いスープ・・ そして、チェンマイに向かう深夜の飛行機のギリギリまで、 僕らはずっと語らった。 彼の名はウッド、という。
by sachibarumaya
| 2006-06-14 19:34
| タイへの旅
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