とうとうできました!
フエルトのお皿入れが(^.^) 1月のモンゴル旅行で、フエルト工場へ行きました。 工場といってもそこは事務所で、 事務所といってもそこは雪原の中の町で、 静かな、どこかで犬の声だけする、 ヨーロッパの香りのするところでした。 ウランバートルの都市から汽車で6時間かかると言われ、 よし今から行こうという永井さんの号令のもと、あわただしく1泊分の荷物を持って 駅に向かいました。 ウランバートルもデパート付近のビル街から離れ、吹きさらしの場所へ行くと、 もうかなり寒いです。僕もすでにフエルトの長靴や毛皮の長靴カバーを履いたりして 備えてはいるものの、それでも寒い・・手持ちのバーボンとかでは心許ないので、 キオスクをさがして・・いやウォッカをさがしてまわりました。 列車は蒸気機関車で、座席は個室でした。 あったかぁ〜い! これはずっとロシアまでつづく線路で、そこからシベリア鉄道につながります。 発車してすぐにウランバートルの町を抜けると、そこからはただの雪原。 ただずっと、ずっとつづく雪原・・・たまにちいさな板の囲いのある集落。 木造小屋の横にゲルを建てています。 深夜に目的地ダルハンに着くと、世界の車窓からみたいな風景に出会います。 やっとみつけたホテルで一泊して、翌朝の窓の景色。 なんでもない団地の景色がとってもすばらしい・・・ そして工房事務所へ・・・ あ〜こういうのが打ち合わせなんだ・・と、 永井さんとアルタイと事務所の女性の3人が英語とモンゴル語でしゃべり合う・・ たまにぼそっと日本語。 ドミトリーで描きまくってた永井さんのデザイン画は、滞在中にすべてサンプルとして できあがってきます。 そのあいだに僕はいつものスケッチブックにお皿入れのデザインを描きます。 こんな風にしてできあがって、 モンゴルから届いた最終サンプルがこれ。 韓国のスプーンと沖縄で焼いたお皿がセットになって発売です。 色は2種類あって、ネイビーブルー(内側が黄色)のケースにオレンジのスプーン入れ。 白に黄緑の植物のようなラインが入ったケースに紫か緑のスプーン入れ。 写真ではスプーン入れが逆になってるね(>_<) こういうふうにケースの持ち手の穴にスプーン入れを差し込むと、 一緒になって持って歩けるわけ。 「いざ、カレー!」って時に便利なわけです。 マイカレーセットですね。 こうやってお皿を入れると重みで裏地の黄色が見えますが、これを細い月に 見立てたわけです。 京都・神戸にはサンプルを持っていきますよ。
by sachibarumaya
| 2005-04-16 11:27
|
ファン申請 |
||