ここ数日、あたたかい日が続いた沖縄・玉城 朝起きると窓を全部開け、台所のカウンターに座って朝ごはんにする。 今回は、好きな器の話。 この皿はどこで見つけたんだったかな、noritakeのprimastone。 1980年代のものらしい。 和洋ミックスな雰囲気でハンバーグステーキだの、コロッケとかナポリタンに合う。 この日は八重岳ベーカリーの小原さんにもらったパンと、沖縄北部にある伊江島で作られている サトウキビのシロップ。それに函館から送っていただいた珈琲。 珈琲の器は、今一番気に入っているイギリスのアンティークで、NYの骨董市で買った。 胡散臭い爺さんがベニヤの上に靴だとかネジ回しだとか栓抜きだとかをひっくり返したような山の中に、よくもまあ割れずにあったもんだと感心するような状態で転がっていた。 たしか5ドルとかだった気がする。 オランダはデルフトの街で印判ズレのちいさな持ち手のない器を見つけて以来、伊万里の蕎麦猪口を探す如く、取り憑かれた様に探しているのだ。 伊万里と言えばこれ。 高校生の頃から器が好きだった。埼玉県は浦和の裏口裏通りに寺の門前通りみたいなとこがあって、 「胡桃堂」という骨董屋があった。女の人二人でやっていて、まったく気負うところなしに迎えてくれたのでそれから数年、毎週数度と通う様になる。 そこで少しの骨董の概論を教えてもらっていたのだ。螺鈿、染め付け、漆、縮緬、江戸文化、明治文化、戦後のもの戦前のもの・・ そして初めて買った伊万里がこれ。 対で買ったものだが、どちらも壊れず、常に最前線で活躍している。 赤穂の友人が送ってくれたうどんを食べる。 うどんの丼は韓国、日帝時代のもの。マットな質感と角の取れた手触りが好み。 芋を盛ったものは中国。これはいつもものかは忘れてしまったが、随分と古いもの。 取り皿は金城有美子さん。天かすのはいっているのは誰だったかな?沖縄の作家。 これはどちらもデルフト。 ほんとちいさくて可愛い◎ 子どもみたいです。 よっぽどじゃないとお客さんにも出さない。 奥が山田義力さんの皿。たまにさちばるまやーにも買い物に来てくれます。 一日に必ず一回使う程、重宝しています。 最後は、Kim Hono氏。 沖縄壺屋の大好きな器屋「陶・よかりよ」で初めて買ったもの。 ここへ行くと必ず何か買う。これはとてもインパクトがあるし、楽しい◎ さて、もうすぐ那覇GARB DOMINGOでの個展です。 会期中ずっと在廊します。 Exhibition 2012 梅 原 龍『Springwater』 2012.2.25 - 3.4 全日程作家在廊 10:00~19:00 (1時~3時昼休み) GARB DOMINGO 沖縄県那覇市壺屋1-6-3 tel 098-988-0244 www.garbdomingo.com
by sachibarumaya
| 2012-02-17 14:01
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